仕事をする上で、雇用形態を重要視する人も多く、正社員を希望する人もいれば、逆にパートやアルバイト、そして派遣社員として自由に働く時間を設定出来るスタイルを好む人がいます。特に派遣スタッフの場合は、様々な働き方が可能であり、現在の生活に合わせた時間での就業が可能でした。薬剤師として働く人の中には、お子様がいてなかなかフルタイムでの勤務が難しい人等には、この派遣でのお仕事のスタイルがお勧めとなっています。
近年は、様々な就業形態を好む人に合わせた求人も増え、薬剤師の人でも派遣スタッフとして働く事が出来ます。しかし、派遣スタッフとしての働き方に近年変化があり、法改正により原則30日以内の短期間での就業は不可となっています。そのため、原則は最低でも31日以上の就業で検討する様にしましょう。過去には1日や2日等の単発での派遣就業が可能でしたが、現在は法律も厳しくなっておりますので、基本的には数日間での単発でのお仕事はできないと理解しておきましょう。
しかし、60歳以上の人や学生等該当しない条件もいくつかあります。特にまだ働き盛りの人であれば、ご本人の収入や世帯収入が500万以上あれば単発での就業が可能となっていますので、今一度ご自身の年収や、ご家族の収入を計算してみましょう。特に該当しない人であれば、薬剤師として31日以上の勤務を前提として求人を調べると良いでしょう。
31日間と言っても、何も31日の間すべて働くという意味ではありませんので、同じ職場に31日間在籍をしつつ、希望の時間や曜日に働く事が出来ます。今の生活スタイルを崩す事なく働く事が出来ますので、一度現場から離れた人でも、社会復帰の一歩として派遣就業を検討してみても良いでしょう。この様に、派遣スタッフとして働くには、少しの法律等の規制に関する知識を持った上で働く様にしましょう。
派遣会社に相談しながら、就業スタイルを見つけるのも良いかもしれません。
(参考)
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